レオの弟アストラのデザイン
ウルトラマンレオの弟のアストラ。そのデザイン画は、私の持っている資料では未掲載で、大沢哲三先生デザインである事、コメントが、「レオより未熟で若い感じでデザインした。」とだけしか解りませんでした。
浜松美術館でウルトラマン創世記展が開催されたとき、アストラのデザイン画が展示されていて、とても驚きました。
いつか印刷されたもので拝見したいと思っていました。
ウルトラマン創世記目録P114に掲載されていて、とても嬉しく、この目録、入手して良かった。
そのデザインで、意外だったこと。
デザイン画では、アストラの瞳は、ウルトラマンタイプだった事です。
これは私にとって大きな衝撃でした。
レオは、セブンタイプの瞳で戦闘的に、アストラは、ウルトラマンタイプで優しい雰囲気を出したかったのでしょうか。双子のイメージは無いですね。
ウルトラマンタロウ最終回のバルキー星人は、レオの検討中のデザインでボツになったものを悪役星人としてリファインしていますが、瞳がウルトラマンタイプに近いです。レオもウルトラマン型の瞳になった可能性も少しはあったのかもしれませんね。
こちらはウルトラマンレオの決定デザイン。
デザイナーは鈴木儀雄先生。
体に模様があって、レオサインが無いこと、首まわりも銀であること、冠部分の後頭部に、アイスラッガー状の飾りがあること、目もセブンタイプではない事が大きな違いです。
それから、放送当時、ウルトラマンとしては初となる、(ミラーマンやジャンボーグA、ファイヤーマンは鼻があります。)明確な鼻があるのがレオ兄弟の特徴です。
Wikiでは、アストラのデザインも鈴木儀雄先生になっていますが、アストラのデザイン画は明確に大沢哲三先生で、どこかで情報が錯綜しているのだと思います。
悪質な人がこの内容を転載、というより捏造しているかもしれないので注意してください。
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